|
|
甲状腺機能低下症の原因と症状甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの分泌量が不十分となる疾患です。先天性、および子供、特に幼少時発症のものは発達上の障害が大きな問題となるため特にクレチン症といいます。甲状腺ホルモンは全身のエネルギー利用を促すホルモンで、エネルギー需要に応じて甲状腺から分泌されますが、甲状腺機能低下症ではこれが不足するため全身でエネルギーを利用できず、神経系、心臓、代謝など各器官の働きが低下します。 (分類)
|
|
|
甲状腺機能低下症の症状全身がエネルギーを利用できなくなるため、症状は非常に多彩です。(主な症状) ①無力感、皮膚の乾燥、発汗減少、便秘、体重増加など。 全身の活動が低下して無力感を持ったり低体温になります。そのため、皮膚活動が低下し、低体温とあわせて発汗が減少し乾燥します。 ②また、代謝の低下により皮下に粘液状の物質が沈着して浮腫みます。この浮腫みは粘液状物質でできているので粘液水腫と言う。この粘液水腫の特徴として、通常浮腫みは指で押すと戻らないが、これは全く圧根を残しません。 ③腸管も活動が低下して便秘なります。活力の低下により精神活動も緩慢となり、偽痴呆を呈することがあります。 ④心臓も活動が低下して徐脈になります。心臓への粘液状物質の沈着も見られ、不整脈の原因となります。 *甲状腺機能低下症で大きな問題となる症状は早老による動脈硬化などです。 また子供のクレチン症の場合は生育に必要な甲状腺ホルモンが欠如するため、発育障害や知的障害にいたる場合があります。 *甲状腺機能低下症の症状としては、うつ症状、鼻閉、便秘/腸閉塞、多関節炎が非定型的で見逃されやすく、注意が必要です。 甲状腺機能低下症の検査本症は血液検査で血中の甲状腺ホルモンを測定することで診断できます。また、TSH、TRHの反応から二次性、三次性が鑑別できます。FT4 低下,FT3 低下,TSH 増加の傾向を示します。 甲状腺機能低下症の治療治療は甲状腺ホルモンの投与を行いますが、軽度であれば経過観察のみとすることもあります。レボチロキシンの投与は、現在は朝一回投与で多くは処方されていますが、就寝前投与がより有効であるとの報告があります。潜在性甲状腺機能低下症であっても, TSH > 10 mU/Lであれば症状を伴わなくとも治療すべきという意見もある。また潜在性甲状腺機能低下症のうち33-55%の患者は、その後臨床的な甲状腺機能低下症に進行するといわれています 亜急性甲状腺炎に良い漢方
|
食と健康総合サイトe840.net >> 病気と栄養 >> 代謝内分泌疾患について >> 甲状腺疾患について >> 甲状腺機能低下症 |
亜急性甲状腺炎 | 甲状腺機能低下症 | 副甲状腺について |
おすすめするダイエット方法を紹介します。無理なダイエットは辛く長続きしません。ダイエットのポイントは、長続きさせる事!正しいダイエット知識で綺麗に痩せましょう | ちょっと昔は、カッコ良かったあなたも年齢とともにダンダンと中年太りになり、血圧、血糖値が高くなりましたら注意信号です。早め早めの対処で正しい体重にダイエットをしましょう。 | ||||
色々な病気になった時に食事は治療を早めたり、回復させたりする力があります。逆に病気になった時に控えなければいけないものもあります。食事は毒にも薬にもなります。 | 気になる生活習慣病検診(メタボ検診)や健康診断結果について解説しています。メタボ体系になったら少しダイエットを考えましょう。 | ||||
毎年11月から翌年2月はノロウイルスが大流行いたします。特に食材の十分な加熱と手洗いの実施が重要です。また日頃の健康管理もチェックしましょう。 |
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2013.2 |