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アルドステロン症の症状・検査・治療についてアルドステロン症(あるどすてろんしょう)は、血中のアルドステロン(鉱質コルチコイド)濃度が高い病態をいいます。アルドステロン症の原因別分類①原発性アルドステロン症副腎皮質からアルドステロンが自律的に過剰分泌。球状帯の過形成や腺腫など。本来の分泌組織である副腎皮質の異常なので原発性アルドステロン症と言います。②続発性アルドステロン症他臓器の障害によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の亢進によってアルドステロンが高値となる病態。他臓器の障害によって続発するので続発性アルドステロン症と言います。1)肝臓 : 肝硬変 : 浮腫による循環血漿量の低下から腎血流量が低下するため 2)腎臓 : 腎血管性高血圧症、バーター症候群、ネフローゼ、ギッテルマン症候群 、等 ③偽性アルドステロン症病態として一見アルドステロン高値であるかの様であるが、アルドステロン値は高値でないものをいいます。1)リドル症候群 2)グリチルリチンの副作用(甘草に多く含まれる) |
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アルドステロン症の症状基本的にレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系が亢進する場合は低カリウム血症、代謝性アルカローシスがおこります。一部の例外を除き、アシドーシスと高カリウム血症、アルカローシスと低カリウム血症は並行するという傾向があり、代謝性アルカローシスと低カリウム血症は原則どおりです。 低カリウム血症と代謝性アシドーシスを合併する珍しい疾患を腎尿細管性アシドーシスといいます。 アルドステロン症の検査①「身体基本検査血圧 : アルドステロンはRAA系(レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系)を介して血圧を上昇させる働きがあります。PAC(血漿アルドステロン濃度)↑→BP(血圧)↑。 ②血液検査 レニン アルドステロンは血圧を上昇させるホルモンであるレニンによって分泌されます(正確にはアンジオテンシンⅡを介します)。PRA(血漿レニン活性)↑→PAC(血漿アルドステロン濃度)↑。 アルドステロン症の治療原発性アルドステロン症(手術)腫瘍によるアルドステロン症の場合、その腫瘍を摘出します。 (投薬治療) 何らかの理由で摘出手術ができない場合や、過形成の場合は内服薬で治療を行います。 ①アルドステロンの産生を制限する目的:トリロスタン(デソパン) ②作用を阻害する目的:スピロノラクトン(アルダクトン)・エプレレノン(セララ)など *アルドステロン症が治れば、血圧は徐々に低下します。しかし、病気の期間が長く高血圧が長く続いた場合は、血圧が下がりにくいこともあります。 続発性アルドステロン症基礎疾患の治療が基本となります。(投薬治療) ①スピロノラクトンの利用 浮腫や低カリウム血症などが継続して見られ、且つ元となる病気の治療が難しいとされるケースにおいて適用されます。 ②カリウム製剤 以上の治療方法で改善が見られない場合において用いられます。 ③その他、インドメタシン バーター症候群に有用とされる場合もあります。 *副作用などの理由からスピロノラクトンを適用できない場合、トリアムテレンが使用されます。ただし、抗アルドステロン様の作用は有しません。 偽アルドステロン症原因となる甘草含有製剤などの投与中止によって速やかに改善されます。場合によりカリウム製剤、スピロノラクトンの投与が行われることがあります。アルドステロン症の治療期間と予後副腎ガンの場合以外は一般に予後は良好です。しかし、高血圧が長期にわたって持続した例では術後の高血圧の改善があまり認められない場合もあります。 |
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