|
|
蕁麻疹(じんましん)の原因と症状蕁麻疹(じんましん)は、急性皮膚病の一つです。元来は全てアレルギーが関与していると考えられていましたが、蕁麻疹の一種に血管浮腫(クインケ浮腫ともいう)と呼ばれる病態があります。また、アナフィラキシーショックの一つの症状として蕁麻疹が出現することがあります。人がイラクサ(蕁麻)の葉に触れると痒みを伴う発疹が出現するためこの名前がつきました。なお、尋常性乾癬の「尋」と蕁麻疹の「蕁」は混同されやすいため、間違って使われることがあります。 |
|
|
蕁麻疹(じんましん)の症状①皮膚の灼熱感・かゆみを伴う発疹が生じます。数分〜数時間で消えますが、発作的に反復して発疹が起きます。②発疹の特徴として、軽度の膨らみをもった「みみず腫れ」を特徴とし、医学用語では膨疹(ぼうしん)と表現します。 ③気道内にも同時に浮腫を生じることがあり、この場合、呼吸困難を併発し、死亡する危険性もあります。 蕁麻疹(じんましん)の診断皮膚の血管や血管の周囲には、ヒスタミン(アレルギー反応の元)を含む肥満細胞(好塩基性の細胞)が存在しており、何らかの原因で、肥満細胞がヒスタミンを分泌します。それにより、ヒスタミンが血管に作用し、血管を拡張させるとともに、血管の透過性が亢進し血管外への血漿成分の漏出を起こさせる。そして、皮膚の真皮内に流出した血漿蛋白が真皮の組織間隙圧によって抑制され、限局した浮腫になるが、それが膨疹形で現れます。さらに、ヒスタミンは皮膚の神経を直接的に刺激するため掻痒を引き起こします。蕁麻疹(じんましん)の治療急性期①内服薬は抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬を使用するのが一般的です。 ②外用剤は、抗ヒスタミン製剤のレスタミン軟膏や、ステロイド外用剤が使用されます。 ③発疹が強い場合、強力ネオミノファーゲンシーが奏功することがあります。 ④発疹が長時間断続的に次から次に出現する場合や症状がひどい場合、服用薬としてステロイド剤を使用することもあります。 ⑤血圧低下などのショック症状を併発している場合は、アドレナリンの注射を行います。 ⑥呼吸困難を併発している場合は、気管挿管などの気道確保が必要となります。 慢性期 ①抗ヒスタミン薬(H1 blocker)・抗アレルギー薬を使用するのが一般的です。 ②外用剤は、抗ヒスタミン製剤のレスタミン軟膏や、ステロイド外用剤が使用されます。 ③難治性の場合、胃薬で使用されるH2ブロッカーをしようすることがあります。 ④レセルピンにより緩解する事がある。(肥満細胞のセロトニンを枯渇させるためではないかといわれている。) ⑤抗生剤や漢方薬などが使われることもあります。漢方としては、柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)・酸棗仁湯(さんそうにんとう)・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)がよく使われます。 ⑥慢性胃炎合併の場合ヘリコバクター除菌療法、慢性扁桃炎合併の場合扁桃摘手術を施行すると、蕁麻疹も治癒することがあり、行われることもある。掌蹠膿疱症と同様の機序が考えられています。 蕁麻疹(じんましん)によい漢方薬①蕁麻疹の急性期に使用する漢方
②蕁麻疹の慢性期に使用する漢方
蕁麻疹(じんましん)によいサプリメント
|
|
食と健康総合サイトe840.net >> 病気と栄養 >> アレルギーの検査と症状 >> 蕁麻疹(じんましん) |
アトピー性皮膚炎 | 蕁麻疹(じんましん) | 花粉症 |
おすすめするダイエット方法を紹介します。無理なダイエットは辛く長続きしません。ダイエットのポイントは、長続きさせる事!正しいダイエット知識で綺麗に痩せましょう | ちょっと昔は、カッコ良かったあなたも年齢とともにダンダンと中年太りになり、血圧、血糖値が高くなりましたら注意信号です。早め早めの対処で正しい体重にダイエットをしましょう。 | ||||
色々な病気になった時に食事は治療を早めたり、回復させたりする力があります。逆に病気になった時に控えなければいけないものもあります。食事は毒にも薬にもなります。 | 気になる生活習慣病検診(メタボ検診)や健康診断結果について解説しています。メタボ体系になったら少しダイエットを考えましょう。 | ||||
毎年11月から翌年2月はノロウイルスが大流行いたします。特に食材の十分な加熱と手洗いの実施が重要です。また日頃の健康管理もチェックしましょう。 |
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2013.2 |