アレルギーの種類
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食物アレルギー |
特定の食品を飲食することで体内に取り込まれ、アレルギー状態が発生する免疫反応を言います。 |
気管支ぜんそく |
アレルギー反応や細菌・ウイルス感染などが発端となった気管支の炎症が慢性化することで気道過敏性の亢進、可逆性の気道狭窄をおこし、発作的な喘鳴、咳などの症状をきたす呼吸器疾患です。 |
アトピー性皮膚炎 |
皮膚に症状の出るアレルギーとして一番有名ですが、発症する詳細な原因までは、はっきり解明されていない部分も多い。子供は主に食事、大人はストレスや環境などが主な原因と言われています。
アレルギー性のものと、非アレルギー性のものに分かれているため、免疫系のアレルギーのみに位置づけられない部分もあります。
化学物質のホルムアルデヒドが症状を悪化させるという報告が出ています。
ホルムアルデヒドは家具や一部の衣類にも使用されています。 |
アレルギー性鼻炎 |
鼻アレルギー(nasal allergy)とも呼ばれますが、この場合は鼻粘膜における炎症である鼻炎以外、すなわち副鼻腔などを含む鼻におけるアレルギー疾患全般を指します。 |
じんましん(蕁麻疹) |
急性皮膚病の一つ。元来は全てアレルギーが関与していると考えられていたが、必ずしもそうではないものも含まれる。蕁麻疹の一種に血管浮腫(クインケ浮腫ともいう)と呼ばれる病態がある。また、アナフィラキシーショックの一症状として蕁麻疹が出現することがある。 |
金属アレルギー |
アレルゲンである金属に触れることで発症。
アクセサリや特にピアスによって起こる場合が高い。ふれている金属が汗などの水分で微量に溶け出し、イオン化したものが体内に入り発症する 。ニッケル、コバルト、クロムなどが起こりやすく、金やチタンなどは起こりにくい。 |
動物アレルギー |
動物アレルギーとは、主に同居する犬や猫などの動物がアレルゲン(抗原)となるアレルギー反応です。犬や猫そのものが原因となる場合と、犬や猫の毛やふけなど微粒子分子の浮遊が原因となる場合があります。 |
アレルギー性紫斑病 |
アレルギー性機序により血管が障害を受け、四肢末梢の紫斑を主としたさまざまな症状を呈する疾患である。好発年齢は4~7歳であり、男女差はみられない。 |
アレルギー性結膜炎 |
アレルギー性結膜炎とは、アレルギー反応により、目の充血やかゆみが起こる病気です。日本人のおよそ15~20%がかかっていると推定されており、近年その患者数はますます増えていると考えられています。
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アレルギー性血管炎 |
皮膚に限られる血管炎で、成人女性に多く、両下肢に発症して潰瘍と紫斑を伴います。全身症状はほとんどなく、発熱や関節痛などがあっても軽微です。 |
ダニアレルギー |
ダニアレルギーとは、ダニをアレルゲンとするアレルギーのことです。大人の喘息(喘息)では3分の2程度、小児喘息(ぜんそく)では約9割がアレルギーをもっています。アレルギーの原因となる中で最も多いのがダニによるアレルギーです。 |
紫外線アレルギー |
紫外線(日光)を浴びることによってお肌(皮膚)に湿疹が出来たり、赤く腫れあがったり、痒み(かゆみ)を伴う症状が出る方がいます。このような症状を『紫外線アレルギー(日光過敏症・日光性皮膚炎)』と呼ぶことがあります。 |
薬物アレルギー |
薬物アレルギーは、抗菌薬や解熱剤などの医薬品により生じやすいのが特徴です。一般に医薬品は低分子のものが多いため、それ自体が抗原とはならず、生体内のタンパク質などの高分子と結合することにより、抗原性を有するアレルゲンとなります。 |
アレルギー性胃腸炎 |
アレルギー性胃腸炎は主に食物を摂取することで胃や腸の粘膜に起きるアレルギー現象です。アレルゲンは牛乳、卵、魚介類、小麦、そば、大豆、薬剤などさまざまです。 |