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米アレルギーの原因と症状米アレルギーは、成人になっても治りにくく、さらに、小麦アレルギーを伴う場合も多くあるため主食全般の制限が必要となり、特に負担が大きいのが特徴です。米アレルギーの原因は、「米を食べる習慣が増えたこと」「米の中の残留農薬」「欧米化の食生活により腸内環境が変化したこと」「美味しさをもとめた品種改良」などの説があります。しかし、いまだ推測の域を脱していないのが実情です。 米は日本人にとっては主食として大事な栄養分。あれこれ、制限をする中でストレスもかかってくるので、米アレルギーと診断された方は、専門の医師と相談して様々な食品に含まれる米をどの程度まで除去していくかを決めて無理なく進めて行くことが重要となります。 |
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米アレルギーが気になるときの食べ方白米は良く洗い、ぬかや汚れを十分に落として使いましょう米アレルギーが気になる場合は、以下に注意してください。 ①白米は良く洗い、ぬかや汚れを十分に落とす ②無農薬米、省農薬米を ③もち米系よりもうるち米 ④白米がダメな時には、アワ・キビ・ヒエの雑穀を利用 ⑤イネ科そのものがダメな時には、アワ・ヒエ・キビも控える ⑥イネ科の砂糖(上白糖・グラニュー糖など)は避け、てんさい糖(さとう大根)ビート糖を使う ⑦イネ科がダメな時は、穀物ではアラマンサス・キヌア*1などを利用 ⑧米の含まれる加工品を控える(米酢・米みそ・米油・清酒など) ⑨離乳期は、おかゆもはじめは低アレルゲン米などを利用 ⑩5月~7月に飛びやすい、イネ科の花粉にも注意が必要 *1 キヌアって何? キヌアは南米ペルー原産の穀物。標高3000m以上のアンデス山脈高地で栽培され、ほうれん草と同じアカザ科の一年草の植物です。 見た目は日本のアワやキビに似ていますが、人間の発育・健康維持に不可欠な必須アミノ酸をバランスよく含み、ビタミン、ミネラル、タンパク質、食物繊維が豊富で、その栄養価が抜群に優れていることから、近年ヨーロッパや日本などでも健康食品としてクローズアップされるようになりました。 アンデス地方に住む人々の間では古代インカ帝国の時代から「母なる穀物」として、ずっと大切に食べ継がれている主食でもあります。 1990年代にはアメリカのNASA(航空宇宙局)が理想的な宇宙食の素材の一つとして評価し、「21世紀の地球上生物の主要食になる」と発表するなど注目を集めている今話題のスーパー食材です。 アマランサスって何? アマランサスはペルー原産のヒユ科の植物で、メキシコからアンデス山脈にかけての中南米で紀元前5000年ごろからすでに栽培されていた古代雑穀です。 鉄分、マグネシウム、亜鉛、リン、カリウムをバランスよく含んでおり、カルシウム、ビタミン、食物繊維に関しては、白米の10倍以上を含有しているまさに桁外れの高栄養価穀物です。 20数年前からアメリカでアレルギー疾患用食として栽培されており、やや遅れて日本でも農林水産省の肝いりで新作物としての生産が始められました。 現在アマランサスからは糖尿病、癌の治療食品が作られているほか、世界保健機構(WHO)では「未来の食物」と称され、NASAでは宇宙飛行士の食料にも取り入れられています。 米アレルギーと診断された時に除去する食品と代替食品①食べられない食品米、玄米、もち米、上新粉、白玉粉、道明寺粉、もち、ビーフン、玄米茶など… (代替え食品) アワ、ヒエ、キビ、トウモロコシ、パン、うどん、パスタ類、オートミール、ジャガイモ、カボチャ(糖質が多いので、主食として利用できます)、片栗粉(ジャガイモ)、小麦粉、コーンスターチ 、キヌアやアマランサス、わらびもち粉、きな粉、春雨、低アレルゲン米など… ②控えてほしい調味料 米みそ、しょう油、みりん、米油、清酒、ビール、米こうじ、米ぬか(漬物)など… (代替え食品) これらの調味料には、原材料に米を用いない「ノンカット製品」として商品があります。 ③控えてほしい米を含む菓子 もち菓子、せんべい、あられ、米のスナック菓子、水あめなど… (代替え食品) 米を利用していない、お菓子は多くありますが必ず表示を見て、特に米油を使った加工食品や冷凍食品、レトルト食品、スナック菓子は反応を起こしやすいので注意が必要です。 低アレルゲン化されたお米があります低アレルゲンとは①アレルゲン成分を除去または、構造を変えてアレルゲンの活性化を弱めた食品 ②アミノ酸を利用してアレルゲンとなるたんぱく質を含まない成分栄養食品 米に含まれるたんぱく質を除去してアレルゲンの活性を弱めるものが「低たんぱく米」と呼ばれるもの。酵素、高圧、アルカリなどによる処理後、塩水で洗い出すことでたんぱく質を減量しています。しかし、低アレルゲン化すると特に米の場合は、たんぱく質を除去すると栄養価の低下はあります。 さらに詳しく説明すると米の中には、「アルブミン・グロブリン・グルテリン・プロラミン」の4種類のたんぱく質があります。特に米アレルギーの原因で多いのが「アルブミン」と「グロブリン」なので、低アレルゲン米は様々な方法で、これらのたんぱく質を減らしています。他のたんぱく質は残すことは、「米の味をおいしくするため」や「栄養面の考慮」からです。 食物アレルギーによい漢方薬
食物アレルギーによいサプリメント
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