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レイノー病(レイノー現象)の症状・検査・治療についてレイノー現象とは、手や足の指先の小さな動脈の血流不足が発作的に発生し、「冷感」や「皮膚色の変化」が現れることを指します。中でも、基礎疾患が不明である場合を「レイノー病」と呼びます。40歳以前の若年女子に多発する傾向があります。このレイノー現象だけの場合は、緊急処置を必要とすることはありません。寒冷の刺激や精神的なストレスで四肢抹消部の小動脈におけるけいれん発作が原因ですが、けいれん発作がなぜ生じるかについての理由は不明です。一説では、交感神経や副交感神経中枢の異常によるものといわれています。 |
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レイノー病の症状この病気の典型的な症状は、左右対称に現れるのが特徴です。皮膚症状は、発症から回復までに三段階の変化があります。 1、手指の蒼白 2、紫色へ変化 3、10~30分後に赤色へ変化し、回復します。 時には、腕から手の指先までもしくは脚から足の指先まで皮膚に浮かぶ血管が網目状になる、蒼白色になるだけや、知覚鈍麻や疼痛などの症状を示す場合もあります。 重症の場合、潰瘍や変形を起こすことがあります。 レイノー病の検査医師は症状からレイノー現象を考えます。次いで、血液検査や血管造影などにより膠原病(こうげんびょう)や血管疾患などの原因となりうる疾患を除外するための検査をすすめます。冷水に手を入れる冷水誘発試験や指尖(しせん)容積脈波・サーモグラフィーを行うこともあります。左右対称に突然皮膚の色調の変化が生じ、ほかに原因と考えられる疾患がない時にレイノー病と診断します。 レイノー病の治療基礎疾患がある場合は、その疾患の治療が優先される。基本的に重篤でない限り、特別な治療は要さない。レイノー病の治療期間と予後発作時以外には臨床的な問題はありませんが、症状の繰り返しを避けるための予防に努めます。手袋を着用するなど十分な防寒を行い、精神的なストレスを避け、禁煙を心がけます。抗ヒスタミン薬やカフェインは症状を悪化させるので注意が必要です。 原因となる基礎疾患があるレイノー症候群との区別が重要ですが、当初は基礎疾患が不明であっても、数年後に膠原病などの病気が明らかになることがあります。主治医と相談しながら、経過を追っていくことが必要です。 レイノー病の予防ストレスなども起因因子となるといわれていますので、それらの対処が戴せとなります。レイノー病によい漢方薬
レイノー病によいサプリメント・梅エキス・高麗人参 ・ビタミンE |
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