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血小板減少性紫斑病の症状・検査・治療について血小板減少性紫斑病(Immune Thrombocytopenic Purpura)、略称ITPは、自己抗体で感作された血小板が、脾臓・肝臓などで破壊されて血小板減少症をきたす疾患です。血小板破壊の亢進により、骨髄での血小板産生は盛んになっています。しかし、骨髄中で幼弱な血小板しか生産されず、奇形的な血小板の場合もあります。原因として、麻疹、風疹、水痘ウイルス感染をあげることができます。ウイルスと抗ウイルス抗体が免疫複合体を形成し、感作血小板が生じ、これが脾臓で破壊されることで発症するものと考えられています。 |
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血小板減少性紫斑病の症状血小板が減少し、出血が止まりにくい状態になります。体の部位別に見ると、それぞれ以下のような症状が起こりやすくなります。赤から紫の丸いあざのような出血斑が出ます 皮膚……赤い点々が拡がる点状出血、打ち身のような内出血である紫斑が出る 口……歯ぐきからの出血。口の中の粘膜に点状出血が出たり、粘膜から出血したりする 鼻……鼻血が20分以上止まらなくなる 消化器……便に血が混じったり、黒い便(タール便)が出る 泌尿器……尿に血が混じっている血尿や茶褐色な尿が出る (女性の場合)子宮……出血量が増える月経過多。月経時の出血が止まりにくくなる 脳……脳内での出血、硬膜下出血が起きることがある 血小板減少性紫斑病の検査血小板数、血小板機能検査、血液像、骨髄穿刺が中心の検査となります。血小板減少性紫斑病の治療初回治療での第一選択はステロイド療法が行われます。ヘリコバクター・ピロリ菌陽性の患者の場合は対象となる菌の除菌療法が行われます。それでも治療効果が得られない場合は免疫グロブリン大量療法が施行される。ステロイド投与の際には白血病を否定する必要があるため、小児などの急性ITPと考えられる例では免疫グロブリン大量療法が優先される場合もあります。 血小板減少性紫斑病の治療期間と予後血小板数が3000/μlをきるような症例では、頭蓋内出血の危険があり早急に治療が必要です。血小板減少性紫斑病の予防難病に指定されており、確立された治療法や予防法などは発見されていません。血小板減少性紫斑病によい漢方薬
血小板減少性紫斑病によいサプリメント高麗人参田七人参 牡蠣 海老 |
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