|
糸球体腎炎の症状・検査・治療について糸球体腎炎とは、腎臓に炎症が起こるいわゆる腎臓病のひとつです。腎炎は炎症の大もとの場所により、糸球体腎炎、間質性腎炎、腎盂腎炎に分けられます。このうちの糸球体腎炎は、糸球体に炎症が起こったものをいいます。一般的に糸球体腎炎は、急性のものがほとんどですが、20~50%の割合で、慢性に移行することがあります。慢性糸球体腎炎の定義は、1年以上にわたり異常な尿所見、高血圧症状が持続することです。 糸球体腎炎の原因A群β溶血性連鎖球菌感染症後に発症するものがほとんどです。この連鎖球菌は、もともと粘膜や消化管、皮膚などに一般的に存在する菌の一種ですが、免疫低下など何らかの影響により増殖し、抗原となる事で抗原抗体複合体を形成し、これが糸球体に付着することで炎症を引き起こします。 |
|
糸球体腎炎の症状上気道感染(いわゆる風邪)の2~4週間後に発症するのが一般的です。症状としては、前駆的に倦怠感、頭痛、咽頭痛、悪心、嘔吐、下痢、便秘などから始まり、その後主症状である浮腫、血尿、高血圧がみられ尿量も減少します。糸球体腎炎の検査尿検査…蛋白尿・血尿・赤血球円柱尿が見られる。細菌学的検査…鼻咽頭からβ-溶血連鎖球菌(溶連菌)を検出。 血清学的検査…ASO値の上昇。血清補体活性の低下 (CH50)。 腎機能検査…糸球体濾過の低下は見られるが、腎の血流量は正常。 糸球体腎炎の治療(食事療法)食事制限として塩分、蛋白質、水分の摂取を制限します。 (薬物療法) 感染症ですので、感染拡大阻止の一環として、ペニシリン・マクロライドを投薬します。 (そのほか) 扁桃炎を繰り返す場合は扁桃の摘出も必要となります。 (治療実績) 小児で約90%以上、成人でも50~80%は完治します。 糸球体腎炎の食事療法①糸球体腎炎の治療は、本態の治療は薬物による感染症改善を中心に行われます。②食事療法においては、基本的に腎疾患による症状、いわゆるネフローゼ症候群を改善する治療が行われます。 ③ネフローゼ症候群には2種類あり、微小型ネフローゼ症候群(MCNS)とそのほかのネフローゼ症候群に分けられます。前者では、たんぱく質の制限は基本的に行われません。後者では、たんぱく質制限を行い、それを補うための十分なエネルギー補給をし、低栄養状態に陥らないよう注意します。 ネフローゼ症候群の食事療法
*血清K:血清カリウム |
食と健康総合サイトe840.net >> 病気と栄養 >> 腎臓の病気について >> 糸球体腎炎 |
腎臓に効くサプリメント | 糸球体腎炎 | 急性腎不全 |
おすすめするダイエット方法を紹介します。無理なダイエットは辛く長続きしません。ダイエットのポイントは、長続きさせる事!正しいダイエット知識で綺麗に痩せましょう | ちょっと昔は、カッコ良かったあなたも年齢とともにダンダンと中年太りになり、血圧、血糖値が高くなりましたら注意信号です。早め早めの対処で正しい体重にダイエットをしましょう。 | ||||
色々な病気になった時に食事は治療を早めたり、回復させたりする力があります。逆に病気になった時に控えなければいけないものもあります。食事は毒にも薬にもなります。 | 気になる生活習慣病検診(メタボ検診)や健康診断結果について解説しています。メタボ体系になったら少しダイエットを考えましょう。 | ||||
毎年11月から翌年2月はノロウイルスが大流行いたします。特に食材の十分な加熱と手洗いの実施が重要です。また日頃の健康管理もチェックしましょう。 |
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2013.2 |