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尿管結石の症状・検査・治療について尿路結石(にょうろけっせき)は、尿路系に沈着する結晶の石、もしくは、その石が詰まってしまう症状をいいます。尿管結石の原因①尿路の通過障害 |
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尿管結石の症状突然の腰背部・側腹部・下腹部の激痛、さらに鼠径部(そけいぶ)・外陰部への放散痛、血尿、吐き気・嘔吐(腹腔神経節が腎臓と胃の両方を支配しているため併発する)が現れた場合には、尿路結石を念頭において精密検査をする必要があります。尿管結石の検査尿検査尿検査は尿路結石の有無を調べる一般的な方法。潜血やタンパクで陽性反応があると尿路結石の可能性があります。ただし、尿検査では他の疾患の可能性もあるため、二次検査が必要です。 腎エコー(超音波)検査 腎エコーとは超音波によって腎臓の様子を画像化し、観察する方法です。結石の位置や大きさを知ることができます。しかし、尿管の結石は発見しにくい。 X線検査 X線検査とは造影剤を使って腎臓や尿管をレントゲン撮影し、結石の有無を観察する検査方法です。結石の位置や大きさを確認することができます。 逆行性腎盂造影 逆行性腎盂造影とは、膀胱鏡と尿管カテーテルを用いて尿路結石を検査する方法です。上記の検査だけでは診断が困難な場合に用いることもあります。 尿管結石の治療結石がどこにあり、どんな大きさで、その成分は何かによって治療法は異なります。大きくわけて「保存療法」と「侵襲的療法」の2つが有ります。 ①保存療法「自排」、つまり、自然に尿道から結石を排出きせることです。水分を多量にとり、尿管の蠕動運動を活発にさせることで結石の下降を促します。6~9mm程度の結石ならおよそ3力月以内に排出される可能性があり、小さい結石の場合に有効な方法です。ほかに、尿酸結石やシスチン結石の場合には、尿をアルカリ性に変える薬などを投与し、結石を溶かす治療を行ないます。これには数ケ月あるいはそれ以上を要します。 ②侵襲的療法侵襲的療法は結石が1cm以上の大きさで自排が困難、あるいは尿の流れが阻害されて水腎症になる恐れがある時、薬の効かない尿路感染症がある時、激しい痛みがある時に行ないます。侵襲的治療の主流は、現在では「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」と呼ばれる方法です。これは、体外で発生させた衝撃波を体の中にある結石に集め、そのエネルギーで結石を砕くという画期的な方活です。衝撃波が通過した腎組織が損傷を受け、ほぼ全例で血尿が出ますが、手軽であり、最近では外来でも施行可能な機器も開発されました。細かくなった石は尿道より排出されます。大結石あるいは硬い結石でESWLに抵抗する場合、あるいは解剖学的にESWLが施行しにくい場合には内視鏡的に結石を取り出したり、同じく内視境的に超音波、レーザー、圧搾空気で石を砕く方詰も行なわれます。今日では開腹手衝は稀にしか行なわれなくなってしまいました。 尿管結石の食事療法食事に関しては、偏食・過食にならないようにして、バランスのとれた食事をすることが大切です。動物性蛋白と脂肪の摂取は、結石形成を促進する要因になります。これらは、尿中カルシウムを増加させ、クエン酸を低下させます。結石の成分のなかで、シュウ酸は最も重要な物質のひとつです。シュウ酸を多く含む食品は、ホウレンソウ、チョコレート、ナッツ類、タケノコ、紅茶などで、これらを過度に摂取すると高シュウ酸尿症となります。これにカルシウムが結合して、シュウ酸カルシウム結石が形成されます。大部分はこのような外因性(外界からもたらされる)高シュウ酸尿症ですが、このほかに内因性(体内でつくられる)高シュウ酸尿症があり、その原因としてはビタミンCの大量摂取がいわれています。 カルシウムは適度(600~800mg日)に摂取することが望ましいとされています。カルシウムを同時に摂取すると腸管内でカルシウムとシュウ酸が結合し、大きな物質になるためこの結合体の腸管からの吸収が抑えられ、便中に排出されます。そのため、カルシウム摂取が過少になると結石形成が促進されます。しかし、過度に摂取しても結石形成の促進につながります。 カルシウムは市販されている薬(サプリメント)ではなく、カルシウムを含んだ食品を適度に摂取することが肝要です。 高尿酸血症(こうにょうさんけつしょう)は痛風(つうふう)、痛風腎(つうふうじん)(尿酸が腎臓に沈着して機能低下するもの)の原因になるだけでなく、尿酸結石の原因になります。このため、プリン体を多く含む食事は、結石予防の観点からも望ましくありません。アルコール、とくにビールの過度の摂取は尿酸値を上昇させるだけでなく、結石形成を促進します。 |
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