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糖尿病の合併症について糖尿病は合併症の病気といわれているように、糖尿病コントロールの主目的は合併症発症予防と進展の抑制となります。糖尿病の合併症とは、一般的に急性合併症と慢性合併症に大別されます。 |
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糖尿病の急性合併症急性合併症の代表例としては、糖尿病性昏睡と急性感染症があげられますが、これらは治療の進歩(特にインスリン療法)により、発症とその予後(経過)は著しく改善されています。しかし、未だに克服されたとは言えず、意識障害を来たし、多くの臓器障害まで併発する可能性を含んでおり、生命予後に関わってくる重篤な病態と考えるべきです。糖尿病の慢性合併症通常、糖尿病の合併症という場合は、慢性合併症のことを指します。慢性合併症は、成因やその病態から血管障害合併症とその他の合併症に分けられます。さらに血管障害は、細小血管障害と大血管障害(動脈硬化性血管障害)とに分けられます。細小血管障害は、細小血管(毛細血管)の病変から始まる病態で、糖尿病に特徴的な合併症です。代表的な例は、網膜症、腎症、神経障害で、この三者を糖尿病性三大合併症といいます。これに対して大血管症は、動脈硬化に由来する合併症で、糖尿病に特異的とはいえず、糖尿病自体が危険因子となり、他の危険因子(高血圧、高脂血症、肥満、喫煙など)と絡み合って、糖尿病の罹病経過とは無関係に発症してきます。 糖尿病の合併症一覧
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