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呼吸器の主な働き肺は人間の胸部の大部分を占める器官で、二個一対の構造になっています。肺の重さは、成人男性で約1kgあり肝臓や脳に次ぐ大きさの臓器といえます。肺の主な機能は、心臓から送られてきた静脈血中の二酸化炭素を酸素と交換するガス交換機能です。 血液中の赤血球によって全身に送られた酸素は、細胞内でエネルギーを作るための燃料として使用され、二酸化炭素となって肺に戻されていきます。また、肺は空気を溜め込むことが出来るため、魚などの水中で活動する動物の中には肺が変化した浮袋を備えているものが居ます。 |
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呼吸器(肺)の構造肺の位置
呼吸器(肺)の働き呼吸器には、①呼吸:酸素と二酸化炭素の交換をする。 ②防御:からだを外界から守る。 ③代謝:必要な物質をつくる。 の大きな3つのはたらきがあります。 ①呼吸機能 空気は気道(呼吸細気管支)から肺胞に入り、肺胞壁で酸素と二酸化炭素の交換が行なわれます。肺胞の周りには、毛細血管がはりめぐらされていて、二酸化炭素を多く含んだ静脈血を、酸素を取り込んだ動脈血に変えるのです。酸素が気体から液体に移り(拡散(かくさん))、取り込まれた酸素は肺血管系によって心臓に到達し、全身に送り出されます。二酸化炭素の排出は、これと逆の過程で行なわれます。脳の呼吸中枢(こきゅうちゅうすう)と呼ばれる部分が、神経・内分泌系を通じてこのような過程をコントロールしています。 ②防御作用 肺には、1日に1万ℓもの空気が出入りしています。肺は吸入される空気とともに運び込まれるさまざまの異物(いぶつ)にさらされます。これらの異物は、有害なものから比較的無害なものまで、さまざまです。また、吸入した空気に含まれる異物に加えて、口の中(口腔(こうくう))や咽頭(いんとう)で分泌されたものが、気管・気管支にまで吸引されることもあります。 しかし、種々のしくみによって、外来の異物の排除が行なわれたり、異物と生体の反応がコントロールされたりして、肺は守られているのです。 肺の防御作用には、免疫反応の関係しない防御作用(浄化作用)と、免疫反応の関係する防御作用があります。 浄化作用:鼻腔から肺胞にいたる肺のあらゆるところで行なわれています。 免疫反応:体内に侵入したことがある異物(抗原)に抗体ができており、再び同じ異物(抗原)が入ると 抗原抗体反応がおこり、抗原である異物を処理してしまう作用ですが、肺のあらゆるとこ ろでみられるはたらきです。 ③代謝作用 肺では、肺表面活性物質の産生、さまざまな血管に作用する物質の産生や代謝、また、いろいろな臓器の調節にかかわっているプロスタグランジンの産生や代謝なども行なわれています。 |
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