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膀胱がんの症状・検査・治療について膀胱がんの確立されたリスク要因は喫煙であり、男性の50%以上、女性の約30%の膀胱がんは、喫煙のために発生するとの試算があります。また、職業性曝露(ばくろ)による、ナフチルアミン、ベンジジン、アミノビフェニルも確立したリスク要因とされています。発展途上国では、ビルハルツ住血吸虫症がリスク要因である可能性が高いとされています。その他、リスク要因の候補として、フェナセチン含有鎮痛剤、シクロフォスファミド、コーヒー、塩素消毒した飲料水が挙げられていますが、疫学研究では一致した結果は得られていません。 |
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膀胱がんの症状①肉眼的血尿膀胱がんの初発症状として、最も多く認められる症状です。膀胱炎と違って、痛みは伴わないことが一般的です。数日経過すると突然血尿が止まってしまう場合がありますが、心配ないということは決してありません。しかし、血尿があるからといって、必ずしも膀胱がんをはじめとする尿路系のがんがあるとも限りません。 ②排尿痛 ときに、膀胱がんの初発症状が排尿時痛や下腹部の痛みで出現する場合があります。この症状は膀胱炎と非常に類似していますが、抗生剤を服用してもなかなか治らないことが特徴です。 ③背部痛 初発症状になることはまれですが、膀胱がんが拡がり尿管口を閉塞することによって、腎臓がつくり出した尿が膀胱まで流れず、尿管、腎盂が拡張してくることがあります。これを水腎症と呼んでいますが、水腎症になると背中の鈍痛を感じることがあります。 膀胱がんの検査膀胱がんは、膀胱鏡を行うことによってほとんどが診断できます。尿にがん細胞が落ちているかを調べる尿細胞診も有効な検査です。しかし、小さな乳頭状のがんでは、尿細胞診ではっきりがん細胞と断定できないことがあります。ひとたび膀胱がんが見つかった場合には、他のがんと同様に、CTや胸部X線撮影、腹部のエコーなどでその拡がりと転移の有無を調べる必要があります。しかし、乳頭状のがんは転移したり局所で浸潤するようなことはまれですので、必ずしも全身の転移の検索は必要ではありません。また、膀胱にがんが見つかった場合、同じ移行上皮でおおわれている腎盂・尿管にも同様のがんが見つかる場合がありますので、腎盂・尿管の病変の有無をチェックする排泄性腎盂造影検査を行う必要があります。がんの確定的な診断には、腰椎麻酔下に膀胱粘膜生検が必要です。膀胱がんの治療外科的治療内視鏡手術(経尿道的腫瘍切除術、TUR-Bt) 腰椎麻酔をかけて尿道から膀胱に内視鏡を入れて観察し電気メスで腫瘍を切り取るまたは焼き尽くす手術で、表在性膀胱がんに対する治療である。ただし、膀胱上皮内がんや浸潤性の診断のためにも行う必要がある。 1回の手術では肉眼で確認できない腫瘍が残存している可能性もあるため、期間をおいてさらに広範囲に施行することもある。 膀胱全摘除術 膀胱上皮内がんでBCG療法が無効なもの、浸潤性膀胱がんの治療として行う。 膀胱だけでなく男性では前立腺、精嚢、女性では子宮も同時に摘出する。また骨盤内のリンパ節も摘出する。また、尿道も摘除することがある。男性は勃起不全(旧称インポテンツ)になる場合が多かったが、勃起機能の温存手術もある。ただし、前立腺、精嚢をとってしまうため、射精不可能になる。 放射線療法 局所療法であるので、効果はあるがこれだけで根治する事は困難な療法でもある。 抗がん剤による化学療法 再発リスクを減少させるため、(術後)補助化学療法として、外科的手術と併用する場合も多い。 膀胱内注入療法 膀胱内に抗がん剤やBCG(いわゆる弱毒性結核菌)を注入してがんの治療あるいは再発予防をはかる治療。 膀胱上皮内がんを対象とし、BCGを用いる。表在性膀胱がんの手術後の再発予防としてこの治療を行うこともある。 |
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